第46章

足るを知る

天下有道,却走马以粪。天下无道,戎马生于郊。
祸莫大于不知足,咎莫大于欲得。故知足之足,常足矣。
天下に道あるとき、走る馬も退いて糞を運ぶ。天下に道なきとき、軍馬は郊野に生まれる。禍は知足を知らざるより大なるはなく、咎は得んと欲するより大なるはなし。ゆえに足るを知るの足るは、常に足る。

深い解釈

この章は何を語っているのか?

この章は、道が行き渡る平和な世と、道が失われた乱世の対比を示し、欲望の限りなさが最大の災いであると説く。真の満足は外に求めず、内なる知足に見出すものだと教える。

私にどう関係するのか?

日々の生活で、もっと欲しい、もっと成功したいという思いに駆られることがある。しかし、この章は今あるものに目を向け、足るを知ることで心の平穏を得る大切さを気づかせてくれる。

今日私は何をすべきか?

今日、自分がすでに持っているもの(健康、家族、友人)を三つ挙げ、それに感謝する時間を五分間取る。

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